平成30年9月25日。
明治通り千駄ヶ谷交差点を渡ろうと、信号待ちをしていました。
小雨が降って、薄暗い午後2時すぎでした。
痩せすぎた身体に黒のワンピースを着た、おばさま(私はそう呼んでいます)に、私は紺色の傘を差し掛けていました。
代々木駅の方へ渡り、間もなく到着した診療所の階段を上がるのも苦労するほど、おばさまは弱り切っていました。
掛かりつけの診療所の看護師は、おばさまの姿を見るなり血相を変えて、診察室に連れて入りました。そして、小一時間のうちに、受け入れてくれる近くの病院を手配してくれました。
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