「母の日」商戦の大手3社のインターネットアクセス分析
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既存サイト研究(hanatown、イーフローラ) イーフローラ, フジテレビフラワーネット, 母の日, 花キューピット
「花キューピット」と「イーフローラ」「フジテレビフラワーネット」の2013年の『母の日』の商戦について、インターネットのアクセスを分析してみます。
SimilarWEBというWebを計測するツールを提供するサイトを利用します。
過去一年間のアクセス推計が表示されました。
eflora.co.jpのアクセス増加が顕著です。
以下は、実際に試して見ていただきたいのですが、
- eflora.co.jpとfujitv-flower.netは、直接アクセスしてくるお客様が40%いらっしゃいました
- hanatown.jpは、検索サイト経由のアクセスが65%
- ソーシャル(FacebookやTwitter)経由のアクセスは、3サイトとも1%に満たないことも分かります
Amazonに直接アクセスをするお客様が60%超なことから、ブックマークやURLを直接入力するお客様が40%いらっしゃるというのは、決して少ない数ではないと思います。
お花を注文するお客様は、いつも買うところから購入するお客様が1/3くらいいる
と考えてもいいのではないでしょうか。
一方で、検索結果では、「花キューピット」の認知度が勝る
と私は分析します。
広告の効果は、eflora.co.jpとfujitv-flower.netが10%程度に対して、hanatown.netは4%程度。
eflora.co.jpは、Hibiyakadan.comとHahanohi.comから、fujitv-flower.netはDinos.co.jpから積極的に送客しているように感じます。
FacebookやTwitterなどのソーシャルからの流入は1%に満たないのですが、eflora.co.jpはTwitterの割合が多いのが特徴です。
あらためて、イーフローラと花キューピットのサイトを比較すると、花キューピットのトップ画面には、Twitterアカウントの案内はありません。(花キューピットのTwitterアカウントは存在します)
情報量が多いので、このブログでは書ききれませんが、3社のインターネットに対するスタンスが明確になったと思います。
さて、重要なのは、実際の店舗での売上との比較です。
配達注文は、インターネット経由の注文だけなのでしょうか。
実際の結果と比較すると、お客様がどのようにして、配達注文をされているのかが浮き彫りになると思います。
ここにこそ、インターネットを使った口コミ宣伝。店頭にお客様を呼び込むノウハウが隠されています。
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